2012年3月6日火曜日

マルツカ道・ノントロッポ・遠藤賢司ライブ

福岡市中央区天神にある
「THE VOODOO LOUNGE」に,ライブを観に行ってきた。



マルツカ道 ノントロッポ 遠藤賢司
LIVE AT THE VOODOO LOUNGE (平成24年2月26日)





マルツカ道




僕が出演させていただいている
福岡市東区馬出「HOOKY WOOKY」のオーナー。



http://hookywooky.jimdo.com/



僕は,この人の唄を聴く度に,

その放たれる言葉やオーラに
気分が高揚し,体中の血がたぎってゆき,
めった切りにされ,

その深い愛に酔いしれてしまう。


そんなマルツカ道さんが遠藤賢司さんと対バンする。

先月1月28日,僕がフーキーウーキーに
出演させていただいた折,迷いなくチケットを購入した。

その時いただいたマルツカ道CD「壺」は,
何回も何回も聴いている。

CDには入っていないが,自分で撮った
マルツカ道のライブビデオから
「LIGHT MY FIRE」(←たぶんタイトルはこれ)を
ICレコーダに落として,何十回も聴いている。

マルツカ道は,すばらしい。

こんな人が身近にいることは,感動的なことだし,
たくさんの人に知ってほしい気持ちになる。



さて,ライブ当日,妻と息子に車で天神まで送ってもらう。
(最近こればっかりだなぁ・・)

フタタの前で車を降りて,
天神の風景を楽しみながら,お店に向かう。

ヴードゥーラウンジは,初めてくるお店?かな・・

ビルをエレベーターで3階まで上がると,
入口には,列ができていた。


お店に入ると,なんか「天神」って感じ,「若い」って感じ,
のお店で,あまり自分には馴染みのない雰囲気だったけど,

ビールを片手に,薄暗い店内を見渡してみると,
見たことのある,対バンしたことのある
ミュージシャンの方々が結構いらっしゃっていた。

店の奥に,マルツカ道さんの姿が見えた。
挨拶に行こうか迷ったが,開演直前だったので
遠慮することにした。



午後6時半過ぎ,マルツカ道からライブスタート!

写真なんか撮らずに,マルツカ道のライブに集中する。

マーチンではなくギルドのギターを
かき鳴らして叫ぶマルツカ道!

エンケンさんへの熱い思いも語っていた。

だんだんと会場の空気が熱くなっていくのを感じた。

マルツカ道,やっぱすげぇ,やっぱかっこいい。

そして,これまで何回もCDで聴いてきた
「サービス」で涙した。


ライブを終え,ステージを降り,
控室に帰る時に,僕に気付いてくださった。



続いてノントロッポ・・といっても全く知らない・・。

ライブが始まっても,音が大きくて,うるさいし,
興味がないので,立ったまま爆音の中,うたた寝をしていた。

でも・・,時間が経つにつれ,
ヴォーカルのボギーさんの熱いステージを感じながら,

自分がそんな態度でその場にいることが
とても恥ずかしい気持ちになってきた。

だんだんとボギーさんの放つ熱いメッセージのようなものを
体中で必死で感じ取ろうとしている自分がいた。



そして,遠藤賢司さんのライブに突入。

遠藤賢司さんのことも自分は,詳しくは知らない。

ライブが始まった。

グレッチのエレキギターをかき鳴らし,観客に背を向けて,
ずっと叫んでいる。何を言っているのかまったく分からない。

そのギターの爆音のまま,ドラムも叩きはじめた。

すごかった・・

「俺は俺のために唄っているんだ」

そんな姿だった。

ライブは進んでいく。

フォークギターをかき鳴らして唄うエンケンさん。
繊細な指使いと唄声で,芸術的に唄うエンケンさん。

まるで神聖なものを観ているかのような,
まるで宇宙を体験しているかのような,

そんな光景を目の当たりにしながら,
少しでも眼をそらしたら,もったいない,
そんな気持ちになりながら,
微動だにせず遠藤賢司さんを観続けた。



3組のライブが終わった。

3人のステージを観てはっきりと自分の中で
自分なりの答えを見つけることができた。

マルツカ道さんを観て,
さらに,ボギーさんを観ながら届きそうになった答えが,
最後に,遠藤賢司さんを観て,はっきりとした。

俺も
「『自分が正しいと思うこと』をこれからも続けていこう」

生きていれば,いろいろな状況に直面したり,
選択場面に立たされたりする。

そんな生活の中で,

「正しいことはなんなのか」

その答えを自分なりにしっかりともつことが大切だと感じた。

そのことがブレのない家族や仕事や唄,生活につながっていく。

もし,自分が「正しい」と思うことが間違っていたら,
素直に間違いを認め,また,がんばればいい・・。

この日のすばらしいライブを見せてくださった方々は,
それをずっとずっとずっと積み重ねてこられた方々だろう。

観に行ってよかった。



大変な中,マルツカ道さんは,僕とたくさんお話してくださった。

フォークビレッジの小野さんが会場にみえられていて,
二人で挨拶にも行った。

「博多VS小倉」

そんな話がマルツカ道さんから飛び出した。
実現した時のために,気合を入れてこれからも
唄い続けていこう。


この日の最後は,エンケンさんのCD
「ちゃんとやれ!えんけん!」を購入し,
エンケンさんからサインをいただき,
硬い握手。


さあ,また,一日一日を精一杯生きていこう。【弦智】

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