2012年10月1日月曜日

LIVE AT CHEAPSIDE (平成24年9月29日)

この日は,福岡市早良区飯倉にある
「CHEAPSIDE」でライブ。




http://www013.upp.so-net.ne.jp/cheapside/


ここチープサイドは,1983年から続く,
老舗のライブハウス。

そんな歴史あるライブハウスに,

初めて出演させていただいたのが,
2007(平成19)年9月。

「弦智」としてソロ出演させて
いただくようになったのが,
2011(平成23)年9月。

そういった意味では,この日のライブは,
一つの節目になるライブだった。


対バンは,桐原正二さん,児玉知道さん。

児玉知道さんとは,初対バン。
最近,お名前をよく聞く唄い手さんだ。



夕方になり,自宅で,練習しながら,
この日のセットリストを決める。

新曲「諫早」を中心に練習した。
その完成度に,中々納得できないのだが,

これが今の自分の実力,とあきらめて,
「完成」ということにして,この日のライブで
初披露することにした。



午後6時半になり,車でお店へ向かう。

お店に到着すると,みなさん到着されていた。


最後にリハをさせていただく・・
が,なかなか心技体が安定しない・・。

地に足がつかないような状態で,リハを終える。

そして,カウンターのいすに座り,
あれこれ考え始めた。

言い訳や誤魔化し・・

ごちゃごちゃ考えようとしたが,
やめた!!!

ブレたままライブをしても,
聴き手にとっては,苦痛なだけだ。

気持ちを切り替えて,
「自分」と「自分自身」との距離感を見失わないように,
ありのまま,今日のベストを尽くすことにした。

ただ今回,「リハ」の在り方のことを
いろいろと考えることができたのはよかった。



午後8時を過ぎ,ライブは,児玉知道さんからスタート!




1曲目から聴き手をグイグイと惹きつける。

「あ,この人,できる人だ・・」と分かるのに
そんなに時間はかからなかった。


ステージに立つ姿が実際より大きく見える。

ブレなど微塵も感じさせず,隙がない。

眼力があり,説得力が凄まじい。

躍動感あるステージを観ながら,
その身体の中に内在した爆発的な「力」を想像させる・・





この山形から来た若者は,
唄い手としての「覚悟」のレベルが
自分なんかとは全く違う。

来週も長崎のライブでご一緒する。
とても楽しみだ。



続いて登場したのは,弦智。

【弦智】
①光の中
②那の川ラプソディ
③友を待つ
④あの空の向こう側
⑤錆びたナイフ
⑥諫早


チープサイドにソロ出演させて
いただくようになって1年。

一つの節目のライブ。

「自分」と「自分自身」の距離感
「唄い手」と「聴き手」の距離感

その二つの「距離感」を見失わないような
ライブを心掛けた。

「自分」と「自分自身」の距離感は,
自分の心の中の問題だから,
まだ,なんとかなるんだけれど・・

「唄い手」と「聴き手」の距離感を
しっかりとつかんで「ライブ」ができるようになるまで,
どれくらいかかるのだろう・・できるようになるんだろうか・・。


最後に,新曲「諫早」も唄った。

歌詞を一カ所間違えたけど・・
3番は,「つかさおこし」ではなく,「森長おこし」だ!

故郷長崎でのライブに向けた
心構えもできてきた。

さあ,また,次につなげよう!



この日のライブ,トリは,桐原正二さん。




この日,桐原さんのライブを観て思った。

「桐原正二のライブも『ライブ』だなぁ。」


毎回,桐原さんのライブは,全体を通して,呼吸を感じる。

生き物のように,息を吸ったり,吐いたり。

押したり,引いたり・・

あ・・これが,「唄い手」と「聴き手」の距離感なんだ。


「聴き手」になるとよく分かるもんだなぁ。





この日も桐原さんの「ライブ」を
楽しませていただきました!

ライブ後は,ギターのこと,ピックのこと,
ライブハウスのことなどなど,

いろいろとお話させていただき
嬉しかったです。

ありがとうございました!
また,ご一緒させてください。



この日は,チープサイドを出た後,
カントリーハウス清次郎に向かった。

お店のブログを見て,気になることがあったので・・。

お店に入ると顔なじみの方々が
楽しく呑んでいらっしゃった。

すると,清次郎さんが「せっかく弦智が来たから」と
唄ってくださった。




清次郎さん,ありがとうございました!

その後,みなさんとお話しながら楽しく過ごし,
来月のスケジュールも入れさせていただいた。


さあ,10月もやるべし!!【弦智】

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