2012年9月24日月曜日

LIVE AT はいから倶楽部 (平成24年9月22日)

この日は,福岡市早良区高取にある
「はいから倶楽部」でライブ。




http://haikaraclub.blog.shinobi.jp/


対バンは,松本ケンジさん,そして,オカムラヒサシさん。

初めて,オカムラヒサシさんとご一緒させていただく。
この日がとても待ち遠しく,とても楽しみにしていた。



さて,秋分の日。
お彼岸の中日だったこの日。

朝から妻の実家のお仏壇の前で,
お坊さんと一緒に,家族みんなでお経を上げた。

お経に合わせて,リズムに乗り,
身体を左右に揺らす息子。

その姿がおかしくて,家族みんな,
笑いをこらえるのが大変だった~。


1歳になる息子は,妻の実家に行くと,
まず,仏壇の前に座り,鈴(りん)を打ち鳴らし,
手を合わせ,まんまんしゃんをする。

そんな息子の姿を見ていると,
「お経」とか「合掌」とか,「お参り」とか,
人間の本能のような気がするなぁ・・。

その後,みんなでお墓に行き,お参りをした。

ご先祖様にお参りして,
朝から心が洗われた気分だ。


午後になり,僕だけ自宅に戻り,
ライブの準備をする。

時間になり,JRと地下鉄を乗り継いで,
藤崎へ向かう。




雨の藤崎通り商店街を抜けて,お店へ。


お店に到着するとオカムラヒサシさんが
先に,いらっしゃっていた。

いろいろとお話をする。

その丁寧な言葉遣いと表情,姿に,
とてもすてきな人柄を感じる。

なんと,同級生であることが発覚・・。
本当に,最近,「同級生」とよく出会うなぁ。

やもと問唔さん,聡文三さん,そして,オカムラヒサシさん。

みなさん,長年,唄い手として積み重ねてこられた,
すばらしい人たちばかりだ・・

それにしても・・ううぅ・・

みんな本当にすごい人たちばかりだなぁ・・。


これからもいろんな「同級生」に会いそうな気がするぞ。

「同級生ライブ」なんかやったら,めちゃくちゃ楽しいだろうな~。

そうだ!そんな日が実現できるように,もっとがんばるべし!!


そんな中,大先輩の松本ケンジさん登場!

リハを終え,お話しながら楽しく過ごす。





午後7時を過ぎ,ライブは,弦智からスタート!




【弦智】
①友を待つ
②あの空の向こう側
③錆びたナイフ
④空を見上げて
⑤浦上川


妻と息子,そして,妻の両親が観ている中での
ライブだった。

そんな人たち・・僕が「家族」や「平和」のことを
唄い続けていく証である人たちを前に,
「今ある自分」の唄を一生けんめい唄った。


そして,オカムラヒサシさんを眼の前に,
ライブの最後の唄は,「浦上川」

・・けれど,猛省・・あんなんじゃ,話にならない・・。

それでも,この日のライブは,
オカムラヒサシさんとの新しい出会いの中で,
何かしらの「種」を蒔いたライブだったような
気がしている。

これからも,僕は,僕なりに,この日蒔いた種から芽が出て,
花が咲くように,唄を積み重ねていきたい。



続いて,オカムラヒサシさんの登場!




オカムラさんとの出会いは,今年の4月。
フーキーウーキーだった。

僕がライブをした日,お店に観に来られていた。

僕のライブの後,「『浦上川』よかったです。」と
言ってくださったのを覚えている。

その時は,どんな方か存じ上げなかったけど,
その雰囲気から,おそらく唄い手であろうことは,感じたし,
ものすごい魅力とオーラをもっている方だった。 

実は,その日,「6・19福岡大空襲」のライブイベントを
されていることを他の方から聞いていた。

それから,ずっとそのイベントのことが
気になりながら過ごしていたのだけれど,
6月19日になり,実際に,博多エキマエ音舗に
行ってみることにした。

イベントは,いろんな出演者のライブを観ながら
オカムラヒサシの唄を聴きながら,

「俺も『自分にできること』をしっかりとやっていこう」

そんな気持ちにさせてくれた素晴らしいものだった。


そして,この日,そのオカムラヒサシさんと
初めてご一緒させていただくことになった。




ボサノバ調のギターにのせて,
オカムラさんの深い世界観から紡ぎ出された言葉が
唄となり,テーマとなる事柄の「真実」や「内面」を
じわじわと聴き手に訴えかけてくるようなライブ。

でも,この人の底が見えない・・。

とてつもない世界観の深さを感じる・・。

まだまだ聴きたい,じっくり聴きたい,
と思うような,そんなライブだった。


オカムラヒサシさん,ありがとうございました!

これからもどうぞよろしくお願いします。



トリは,松本ケンジさん。




いやぁ~,楽しかった~!!!

松本さんのライブのときは,いつも,
余計なことは何も考えなくていいし,
何の心配もいらないし,ただただ,その唄の世界に,
安心して身を任せればいいんだけれど,

この日は,唄もさることながら,
MCでも,聴き手をぐいぐいと松本ケンジの世界に
引き込んでいくようなライブだった。





ちなみに,松本ケンジさんは,僕の家族の間で,
「『那の川ラプソディ』の本物の人」と呼ばれている(笑)

30年以上にわたり唄い続けてこられた
本物の唄い手の圧倒的な「力」を感じたライブだった。

松本ケンジさん,ありがとうございました!



ライブ後,松本さんと,

「『ライブ』のいろいろなかたち」のことや
「『唄』の世界観の広がり」のことなど,

いろんなお話をさせていただいた。


さあ,また,次につなげよう!【弦智】

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