6月に入りましたね。
2011年も半年が過ぎようとしています。
さて,今日は,最近観に行った
チープサイドのライブを紹介します。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/cheapside/阿羅惣 桐原正二 takeshiLIVE AT CHEAPSIDE (平成23年5月28日) いつも出演させていただいているチープサイドに,
突然思い立って,ライブを観に行ってきました。
阿羅惣さんをはじめ,どの出演者も素晴らしい唄い人たちです。
豪華共演でした!
まずは,takeshiさん。
村下孝蔵さんを尊敬している唄い人です。
唄い人としての夢をしっかりともっておられ,
信念があり,ステージにブレがありません。
そんなtakeshiさんを凝縮したような唄
「はるかなる道」がとても素敵でした。
次は,桐原正二さん。
かっこいい唄い人です。
僕は,よく車の中で桐原さんのCD「火」を聴いています。
ライブのセットリストは,普段からよく聴いている
耳慣れた曲が多く,とても楽しませていただきました。
MCの間,チューニングの仕方や
使っている弦について,
僕の質問に答えてくださいました。
演奏する曲のルーツなどの話も興味深く
聞かせていただきました。
ところでこの日のライブ。
出演者全員がtakeshiさんのMCを受けて,
小学校の卒業文集の「将来の夢」を
披露していたのですが・・
桐原さんの夢は,「南こうせつの弟子」だったそうで・・
なんと!
途中,「夢一夜」を唄ってくださいました。
いやいや,貴重なステージでした。
とても楽しく,かっこいい桐原さんのステージでした。
トリは,阿羅惣さん。
これまでも,この「音楽日記」で紹介しましたが,
阿羅惣さんは,唄い人たちの師匠的な存在の方です。
最近,僕が唄わせていただいている
「二筋の川」の作者です。
当たり前ですが・・
僕との格の違いを改めて知らしめられたライブでした。
ステージに立ち,静かに,でも,しっかりとしたギターを
鳴らし始める阿羅惣さん。
音が箱の中に響きながら,聞き手は,
「一体どんな言葉が飛び出して来るんだろう」
と期待し,時には緊張し。
そんな中,一言,布石を打つ掴みの言葉が投げ掛けられ,
いよいよ核心に迫る時に,ギターを止め,
確実にその意思を伝える。
眼には見えないけれども,
まるで唄い手と聞き手の間に棒があり,
その棒の押し引きを繰り返しながら,
唄を繋いでいき,ステージをしっかりとまとめていく。
聞き手は,唄い手との押し引きの繰り返しの中で,
いつの間にか,阿羅惣さんの世界に引き込まれていき,
その心地よさに身をゆだねていく。
そんな阿羅惣さんのライブでした。
やっぱり観に行ってよかったです。
以前,阿羅惣さんからこんなメールをいただきました。
「とにかく周りの歌を聴くことです。
いいライバルをみつけ競いあうことです。
聴くと自分の位置がおぼろげにつかめます。」
この日のチープサイドライブ。
「自分の位置」がよく分かりました・・
3人とも,凄い唄い人たちでした・・
今年1月に立てた目標は,
「いろんな人といろんな場所で
いろんなライブを積み重ねていくこと」
そして,
「たくさんのライブを観に行くこと」です。
これからも,ありのままに,真っ直ぐに,
唄を唄い続けていきます。
大きくギターを弾いて,大きな声で
唄を唄い続けていきます。
とにかく,これからも自分にできることを
積み重ねていこうと思います。
たくさんの他の唄い人の唄も
唄わせていただくつもりです。
自分にはない感覚の要素を感じたいからです。
もっと他の唄い人のライブを観に
行きたいとも思います。
これからも音楽生活をますます
充実させていきたいですね。【弦智】